.NET開発にアジャイルを適用するには

.NET開発にアジャイルを適用するには アジャイル開発を導入できていない.NET開発者たちへ
福井さん、小井土さんによる@IT の記事だ。
アジャイルに不慣れな .NET 開発者への「ローカル・ライトウェイト開発プロセス」の勧め、ということで、TDD (Test Driven Development: テスト駆動開発) 周りのプラクティスの導入を勧めている。
後編もあるということで、期待大だ。
今後、マイクロソフト系の開発で徐々に TDDが「普通の手法の一つ」になっていく、そんな気がしてくる。
ツールやドキュメントによるサポートで、おっくうで保守的な人でも、手が出しやすくなってきた。
「Microsoft .NETでのテスト駆動開発」(原題: Test-Driven Development in Microsoft .NET) という本も出ている。
現状で特に、お勧めなのが、「Test Driven .NET」。
Microsoft Visual Studio のアドインの形でユニットテストをサポートする。
NUnit と一緒に使う。
Visuaul Studio のビルド作業やデバッグ作業とほぼ同じ使い勝手で、自動単体テストを行うことが出来る。
テスト自体のエラーやその他の catch されていない例外が、ビルド エラーと同様のタイミングで同様の場所に表示される。また、テストのデバッグ トレースも可能だ。これはとても強力。
Visual Studio 2005 や Visual Studio 2005 Team System にも対応している。
「ここまでしてくれるんだったらもう TDD でもいいや」って思わせることが出来る。そんな感じ。


※ 後編も出ました (2004/12/22)。
.NET開発者のための開発プロセス入門 (後編)
.NET開発でアジャイルを導入するための実践テクニック

今回は、.NET での「ローカル・ライトウェイト開発プロセス」の具体的な実践方法です。
以下のような内容です。

  • NUnit を使ったテスト ファーストの具体的なやり方
  • Mock を使ったテストの例
  • 次期 Visual Studio で使えるリファクタリング機能の紹介
  • NAnt を使った常時結合
  • その他のプラクティス (計画ゲーム、ペアプロ) の紹介

NAgile

Posted by Fujiwo