角七輪

子供が大きくなってきたので、久々に家族で自宅の前でバーベキューをやった。
先ずは、家の前に七輪を持ち出し、炭を熾す。
バーベキューは七輪でやるのが良い。炭を熾しやすいだけじゃなく、珪藻土で出来ている分熱が逃げないので、火持ちが良く炭持ちが良い。
これが、金属製のバーベキューセットなぞを使うと熱が逃げるので、十分に温度が上がらないし、のべつ炭を焼べていないといけない。上手く食材が焼けないし、火の世話も忙しくて、焼く係の者が楽しめない。第一不経済だ。
家には石川県の名産品の角七輪というのが在る。通常の丸い七輪と違って、長四角をしている。これが真に具合が宜しい。
一度に多くの食材が載せられるし、多くの串を平行に並べて焼くことが出来る。また、左右に分かれているので、夫夫に四角い金網を載せ、異なった火力で使うことも出来る。
これで、薄切りの牛ロースでも串に刺した地鶏でも新鮮な栄螺でも烏賊でも塩結びでも野菜でも、どんどん焼いてしまう。
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足元にはクーラーボックス。中に氷水を入れて缶麦酒が泳がしてある。これで絶妙な冷え具合になるのだ。
角七輪から焼き上がったばかりの焼き鳥を直に手に取って、そして、氷水に手を突っ込んで缶麦酒を取り出しぷしゅっとやる。
これより旨い麦酒を私は知らない。

Posted by Fujiwo