iPhone 4S のバックパネルとバッテリーの交換

iPhone 4S を割った。

iPhone 4S にはずっと保護カバーと GLAS.t を付けて使っていたのだが、1年半使ったところで、素の iPhone のデザインを楽しみたいと思い、カバーと GLAS.t を外した。

何とも良い感触で暫く使っていたのだが、或る日うっかり路面に落として iPhone の後ろのガラスを割ってしまった。

※ 知人には、無意識のうちに 新しい iPhone に交換しようとしているのでは、と言われた。

暫く割れた儘使っていたのだが、割れたガラスは危ない。

Apple で修理できるのだが、保証期間は過ぎているので、そこそこ金額が張る。また、Apple 直営店の Genius Bar ならその場で交換できるらしいが、近くにないので、修理に出すとその間使えない。これは結構困る。Apple 以外にやってくれる店もあるそうだが、こっちも割りと高額なのだ。

調べてみると、割りと簡単にバックパネルが交換できるようだ。そこで、交換してみることにした。

バックパネルの交換について

バックパネルは Amazon 等で「iPhone 4S バックパネル」辺りで検索してみると、様様なタイプのものが沢山見つかる

これらは純正ではないが、その分安めのものが多い。純正が良い場合は、Google 等で「iPhone 4S バックパネル 純正」で検索してみると良いだろう。

私は、安くてこれまでのものと見た目が似ている 700円程度のものを注文した。

バッテリーの交換について

どうせなら、ということで、バッテリーも交換してみることにした。1年半ずっと使ってきて、バッテリーがかなりへたってきていたのだ。

こちらも Amazon 等で「iPhone 4S バッテリー」辺りで検索してみると、見つかる

1,500円位の専用ドライバー付きのものを買ってみた。iPhone 4S のカバーを開けるには専用の星形ドライバーが必要らしい。

尚、レビューを見ると、バッテリーには当たり外れがあるようだ。

交換してみた

交換の仕方は、次のビデオを参考にした。

詳細に判り易く説明されているので、このビデオだけで十分だった。Web で検索をすると、他にも、このような交換方法の説明が沢山見つかる。

Photo 1
落としてバックパネルが割れた iPhone 4S。

Photo 2
Amazon で購入したバックパネルと専用星形ドライバー付きのバッテリー。

Photo 3
先ず、電源を切り、体の静電気を逃がす。
星形ドライバーで iPhone 4S 下部の小さな螺子 (ねじ) を2つ外す。
これで、バックカバーを少し上にずらすと外れる。

Photo 4
バックパネルが外れた。

Photo 5
割れたバックパネルを交換用のものと比べてみる。
交換用のものは保護シールが貼ってあるが、これを剥がすと見た目は殆ど変わらない。

Photo 6
裏面。こちらの方が違いがよく分かる。

Photo 7
ビデオの手順通りバッテリーを外す。
電源コネクター部分を外すのにはプラスの精密ドライバーが必要。また、ここは、かなり細かい作業になるので、手ではやりづらい。ピンセットを使った。
バッテリーは粘着物で貼り付けてある。マイナスの精密ドライバーで軽くこじるようにして外した。

Photo 8
買ったバッテリーを慎重に嵌めこんで、電源コネクターを元に戻す。プラスの精密ドライバーとピンセットを使った。

Photo 9
最後に新しいバックパネルを付けて、外してあった2つの螺子 (ねじ) を戻す。
見た目は元にかなり近い状態に戻った。

交換してみて

  • 割りと簡単だった。掛かった時間は 10分程度だろうか。
  • これで Apple の保証は受けられないが、どうせ保証期間が終わっていたので大きな問題はない。
  • 勿論、交換に失敗して壊してしまっても自己責任だ。
  • 交換後のバッテリーも問題なく使えている。新品同様ではないのだろうが、まずまずだ。
  • 自分で交換したことで、また iPhone 4S に愛着が増した気がする。まあ、次の iPhone が待ち遠しいのは、その通りだが。