『Extreme Programming Explained: Embrace Change, 2nd Edition』
『Extreme Programming Explained: Embrace Change, 2nd Edition』 について、情報が出だした。
以下で少しまとめてみた。
http://www.shos.info/develop/xp/xp.html#column20041215
Principles (原理) が随分替わっている。
他も大分進化しているようだ。
XP に関しては、暫く話題が落ち着いてきていたのが、これでまた議論が再燃するような気がする。
というか、再燃してほしい。
いや、むしろ再燃させたい。
最近の XP (謎) は、「現実的な落としどころ」とかを探り出したりなんかしちゃって、なんというか、大人になってしまったというか、成熟して毒が抜けてしまった感じもある。
すっかり角が丸くなってしまって、なんか、「エクストリームさ」が減ってしまったようだ。
勿論、そうやって現実的になっていくのは、良いことに決まっている。
でも、そのエクストリームさがあちこちで議論を呼び、濃いコミュニケーションを作るきっかけになっていたのは確かなんだ。
そうして、残業や休日出勤を繰り返しつつ必死に開発を続ける多くのプログラマたちに多くの変化を与えていったはずなんだ。
今回 XP に関する議論の原点ともいえる『Extreme Programming Explained』の第二版が出たことで、再びそうしたムーブメントが起こることを期待したい。
ともかく、XP はアジャイルに進化していく。
良い方向に向かっているのは間違いない。
エクストリームさは、少しは減ってしまったかも知れない。
でも「エクストリーム プログラミング」という呼び名は変わらないようだ。
“XP” → “Longhorn” とかにならなくて本当に良かった。
# さて、今回はどなたがこの本を翻訳されるんだろうか。
ディスカッション
コメント一覧
> “XP” → “Longhorn” とかにならなくて本当に良かった。
うわ。さらにわけわからんようになりますね(爆)
# さて、今回はどなたがこの本を翻訳されるんだろうか。
私も気になってました。これも含めてこれからの動向がとても楽しみですね。
>これも含めてこれからの動向がとても楽しみですね。
はい。
先ずは、雑誌の記事やイベントで取り上げられそうですね。注目して行きたいと思っております。
> “XP” → “Longhorn” とかにならなくて本当に良かった。
ここ、一番笑いました。
> というか、再燃してほしい。
> いや、むしろ再燃させたい。
熱いですね。
XP発表の当初って、ほんとに「これを待っていた!」と「こんなんでできるわけない」とで混沌とした議論が巻き起こっていたと思います。
# 混沌を適量取り込むというのがアジャイルの
# ひとつのポイントだと思ってます。
XPがそれなりに有名になった今、もう一段階上のブレイクスルーが起きるとうれしいなあ。
あまの さん、こんにちは。
>> “XP” → “Longhorn” とかにならなくて本当に良かった。
>
>ここ、一番笑いました。
実はそこが、一番先に書いた文だったりして。
やっとむ さん、こんにちは。
>XPがそれなりに有名になった今、もう一段階上のブレイクスルーが起きるとうれしいなあ。
XP は、確かに業界の或る部分にブレイクスルーをもたらしたんですね。
次のブレイクスルーは何だろう。
見えている人にはもう見えているんでしょうか。