コミュニティのマニフェスト
コミュニティ活動を色々やる中で思い付いたので、ちょっとメモ。
■ コミュニティのマニフェスト
「私たちは、
『明文化された厳密で詳細な決まりごと』より『柔軟な臨機応変』、
『全ての問題が解決するまで始めない』より『先ずはやってみて結果をフィードバック』、
『入念な準備』より『変化への対応』、
『トップダウンなコミュニティ』より『ボトムアップなコミュニティ』、
『縦社会のコミュニティ』より『横社会のコミュニティ』、
『報告』より『双方向のコミュニケーション』、
『責任者の追及』より『言い出しっぺの法則』、
『どうあるべきか』より『どうしたいか・どうなりたいか』、
『責任感』より『ボランティア精神』
『義務感』より『自由な参加』
をより尊重します。
(前者も尊重するが、後者をより尊重する)
これは、理想を言っているのではありません。極めて現実的な解です。
全てを前以て厳密に決め厳密なトップダウンで実行、という方がはるかに理想を追っていて非現実的です。コミュニティなのですから」
# 複雑系 (Complex Systems) では初期の計画の精度を上げることは無意味 (謎)。
# 「全てを前以て厳密に決め厳密なトップダウンで実行」というのは、複雑系の問題を線形方程式で解こうとしているようなもの。
ディスカッション
コメント一覧
以前からカオス・フラクタル理論をソフトウェア開発に取り入れれば、計画変更や仕様変更に耐えられるプロセスができるかなぁ、と考えていたのですが、実は『アジャイルソフトウェア開発エコシステム』の各インタービューを読むと、アジャイルは複雑系から端を発しているという文があるんですよね。というわけで、「初期の計画の精度~」に一票。
masuda さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりです。
特に Surum 系の本には、よく複雑系の観点からアジャルが説明されているようです。
# 私もこの辺でちょっと書いております。
# http://www.shos.info/develop/xp/prcsimpr.html
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