『システム思考と概念モデリング』 児玉 公信氏 |
内容 |
シンクロニシティ: 因果関係のない複数の場所で同時多発的に起こる
システム
- “Divide and Conquer”、構造化手法に代表される分解・還元主義へのアンチテーゼ
- 分割すると無くなるものがある
- 創発: 全体の振る舞い > 部分の振る舞いの総和
- 要素と要素をつなぐもの・間が重要
- 自己組織化
- 階層
- アブダクション (abduction) ← 演繹 (deduction)、帰納 (induction)
- ダイナミズム ― 複雑系・カオス
意味論
- 名目 (メタ、パワータイプ) → 現物
- 意味があるモデルになっているか?
- モデルは階層の中でしか書けない
- 意味の階層内の文脈に従ってモデルが存在する
- 観測者は誰?
- × 全ての階層に単一の説明をしようとする
- ○ 階層間の翻訳を行う
情報システム サイクル
- 用 (Utilitos)・美 (Venustos)・強 (Firmitas)
- 設計者と施工者が同じだとアジャイル
- 「上流工程」はない
- 「原要求」から「要求」への変換 = 設計
- 要求に書かれるべきもの = 概念モデル
もの・こと分析
- もの・こと図
- 仕事とは、「行わねばならないこと」を「体や頭を使って行うこと」
- 「行わねばならないこと」とは、「もの」を「始めの状態」から「終わりの状態」に変える「こと」
- 要のもの・要のこと
- 要の変化
- 要の手段
- 良いモデルは「最小かつ完備」
- 仕事の流れ
- 変換を業務フローとして記述 → アクティビティ図
- 手段を記述 → ユースケース図
学びの理論
- 人はどうやって学ぶか
- × Instruction
- ○ Construction
- 拡張による学習
- 状況に埋め込まれた学習
- 仕事の中での学習
- 天啓 ― ダブルバインド
- 内部矛盾を抱える
- 「モジュール化」(冷たい技術)と「摺り合わせ」(熱い技術)
- モデルは思考の見える化
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感想 |
- この話を聴けたことは、素晴らしい体験だった
- 考え方を学ぶことができた
- 「全体を全体としてみる」という概念の重要性を再認識
- アブダクションという概念を知った
- 概念の「名前」を知ることはとても重要
- もの・こと分析の本を読んでみることにした
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『議事録からひろげよう、コミュニケーションの輪』 川上 文夫氏 |
内容 |
- 議事録についての前提説明
- ディスカッション前半
- 軽量議事録についての説明
- ディスカッション後半
- 軽量議事録の適用例
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感想 |
- ディスカッションが良かった
- 刺激で色々思い付いた
- リアルタイム Wiki (Wiki チャット)
- マインドマップ Wiki
- 議事録ドリブン with Wiki
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『議論を描く技術 ファシリテーショングラフィック』 西河 誠氏 |
内容 |
- 見易い字の書き方
- イラスト
- ポイントの強調
- 色の使い分け
- 基本図形
- 空間のデザイン
- WLB (Work-Life Design: 仕事と生活の調和)
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感想 |
- 体験型
- 自分でやってみることで理解が進んだ
- 今日から試せて効果的
- 経験を積んでいけば上達
-
プロッキー重要
- ホワイトボードで試していきたい
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アジャイル開発成果発表 |
内容 |
アジャイル開発体験 XPブートキャンプ 2008 成果発表 |
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ライトニング トークス |
内容 |
- DSL 実装技術
- OSD のススメ
- 福井市で蝶が羽ばたくと、新宿御苑で竜巻が起こる
- 謎の IT 系同人フリーペーパー現る?
- 高橋メソッドを営業のプレゼンで実践してみた
- Road to major ― IBM/Rational が Agile Agile いってたよ
- あなたは本物の新人でしたか?
- 早起き HACKS!
- 日本コーチ協会東京チャプター
- 世界を変えるのは他の誰かではない。自分自身だ。
- 渡辺メソッド
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感想 |
- (相変わらず) なんて楽しいんだろう
- このイベント中、最も無くなって欲しくないセッション
- (他人のことは言えない気がするが) ネタに走りすぎな感もあり
- 「DSL 実装技術」は、真摯に技術にコミットしていてとても好印象
- でも (謎)、「渡辺メソッド」はすごい
- 見終わったときに、優勝だと思った
- (完全にネタ系だが) あれは、もう優勝で仕方がない
- ちょっと悔しい (謎)
- うちの新人は、出演がきっかけで懇親会で話しかけられたことで成功体験となった
- 自分もまた出たい
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懇親会・二次会 |
感想 |
- 懇親会は必須
- 聴いただけだと体験としては不十分
- 懇親会によって、イベント参加がより濃い体験になる
- 懇親会での直接のコミュニケーションによって、セッションで聴いたことが自分のものになる気がする
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