FITEA『Arduinoによるフィジカル・コンピューティング実践入門』

Arduino というのは、マイコンとその上で動かすプログラムを作るための開発環境からなるシステム。素人でも簡単に自作の電子回路をプログラムを使って制御することができるらしい。プログラムは C/C++ ライクな言語で PC や Mac で開発できるし、USB を通じて PC や Mac 上のプログラムと連携させることも簡単、ということのようだ。

その勉強会に、中学一年の息子と二人と参加してきた。

Arduinoによるフィジカル・コンピューティング実践入門
会場 福井工業高等専門学校
日時 2009年9月5日 9:15 – 18:00
主催 福井情報技術者協会[FITEA]

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電子回路の基本的な知識が余りない親子だったのだが、その二人にとっても、大変わかりやすい説明だった。

電子部品と Arduino を実際に手で触って、プログラムの動きや LED の光、圧電スピーカの音など、目や耳で体感しながらの学習は、とても楽しいものだった。

息子は、今も同級生を家に呼んで、LED を使った実験を楽しんでいる。
(珍しく) 熱心に電気の勉強をしているようで、親としては、息子にとってとても良い刺激になったと喜んでいる。

# 勉強会で教わった知識をもとに、親子で「LED に 1.8V で 2mA ~ 20mA を流して点灯したいとする。手元には 1kΩ の抵抗が数本。エネループ (1.2V) 三本直列で給電するとすると、抵抗はどうつなぐといい?」みたいな会話を楽しんでいる次第。

私はというと、勉強会から帰ってきて直ぐに久々に自宅のテスターを引っ張り出してきたところが調子が悪かったため、今日新たなテスターを買ってきてしまった。これから Arduino を C#/.NET 環境と連携して遊んでみるつもりだ。

本当に素晴らしい勉強会で、学生の頃のように (謎)、わくわくした。準備し、講師をしていただいた皆さんに感謝したい。

IT技術がこんな風にダイナミックな体感と共に学べるというのは、素敵な
ことだ。こういう勉強会をやっていきたいものだと思う。